発電機はフリマアプリで買取してもらうべきではない理由

ピックアップ 発電機の高価買取方法として、専門店へ持って行く以外に、フリマアプリで買取してもらう方法が挙げられますが、これはあまり好ましくありません。今回はその理由について詳しく紹介していくので参考にしてみてください。

フリマアプリはトラブル発生リスクが高い

フリマアプリで発電機を買取をしてもらう場合、トラブル発生リスクが高いという難点があります。発電機の買取専門店やリサイクルショップの場合、取引の相手はそのお店のスタッフです。しかし、フリマアプリはユーザー同士で取引を行う仕組みであり、アプリの運営側はその橋渡し役になるような仕組みになっています。 顔の見えないユーザー同士で取引する場合、トラブル発生リスクが圧倒的に高くなります。たとえば製品状態に問題が無いと思って出品をしたのに、購入者に製品が届くと「傷や凹みがあるので返品したい」と言われたり、すでに商品が届いているのに受け取り通知をしてくれなかったりなど、日常的に問題は起こっているのです。 また、フリマアプリはどのようなユーザーが取引相手なのか判断できません。過去の取引実績による評価を参考にはできますが、あくまでも目安となるだけなので、信用できる人を見つけることに苦労します。

出品や発送などが面倒

発電機の場合は、出品作業や発送などが面倒になるため、買取専門店へ持って行ったほうが楽だと言われています。フリマアプリを利用する場合、まずは商品情報を登録しなくてはなりません。製品の全体だけではなく、劣化箇所が分かるように細かい写真も撮影する必要があります。 また、発電機の発送手続きも面倒です。郵便局だけではなく、コンビニでも手続きできることが増えていますが、いずれの場合も製品を発送するために持ち運ばなくてはなりません。サイズや重さは製品によって異なりますが、ほとんどの発電機はある程度のサイズ感と重さがあるのが特徴なので、持ち運びを億劫に感じてしまっても無理はないでしょう。 また、当然ながら買取してほしい製品が複数ある場合、ユーザーに購入してもらう度に発送作業を行わなくてはなりません。何度も繰り返し同じ作業を行わなければならない状況は、ストレスになってしまうでしょう。

値下げ交渉によるストレスも

フリマアプリのストレス原因として、この値下げ交渉があるという問題が指摘されています。一般的な買取専門店では、どちらかといえば売り手側が「もう少し高く買取してもらえませんか?」と尋ねる側です。しかしフリマアプリになると、買い手側が「もう少し安く売ってくれませんか?」と尋ねる仕組みになっていることに注意しましょう。 値下げ交渉をNGとして記載しても、アプリ側で認められている行為ではあるため、ユーザーから尋ねられる可能性はあります。中には大幅な値下げを希望するユーザーもおり、価値観の合わなさに苛立ちを覚えてしまうことも少なくないでしょう。 中にはこのようなストレスから逃れるため、別の方法で製品を売却する人もいます。ユーザー間での取引に負担を感じる、何度も交渉されるのが苦手など、マイナスイメージがある場合はフリマアプリは適しません。

すぐにお金を受け取れない

フリマアプリの大きな欠点として、すぐにお金を受け取れないというポイントが挙げられます。通常の専門店であれば、査定が終わり次第買い取りを希望するかを判断し、その結果に応じて即日現金払いされるのが一般的です。その日のうちにまとまったお金を得られるため、すぐにでも資金調達がしたいときに適しています。 しかし、フリマアプリの場合はクレジットカードや後払いなど、多種多様な支払方法に対応しています。現金での即日やり取りが難しいということもあり、資金を得られるまでにある程度の時間がかかってしまうのです。 アプリによっては入金依頼できる金額に下限や上限などが定められている場合もあります。また、振込手数料や入金タイミングなども異なるため、スピード感という意味では買い取りの専門店のほうが圧倒的に有利と言えるでしょう。

梱包やお手入れが大変

フリマアプリを使用する場合、梱包やお手入れなどに苦労します。製品に傷がつかないよう、緩衝材に包んで段ボールに入れるなど、より配慮を徹底しながら梱包しなくてはなりません。 また、お手入れも買い取ってもらう上で重要な工程です。できる限り良い状態で出品できるよう、事前に汚れを取り除く必要があります。また、製品が届いた後のクレームを回避するために、動作不良の有無もチェックしなくてはなりません。フリマアプリは専門店で売却する場合よりも、やるべきことが圧倒的に多いため、利用が好ましくないと言えるのです。